効果あり、プチSEO対策なら自分でできる、 誰にも見てもらえない教会ホームページにならないための3つのステップ

教会にSEO対策は必要か、SEO対策とは

ホームページのSEO対策とは、検索結果に「記事のタイトル」を上位に並ばせるためのテクニック。私もそれほど詳しいわけではないので、SEOについてあれこれと言える者ではけしてありませんが、何もしないより、ちょっと手を加えると随分とアクセス数が変わってくるということは体験実証しているので、がっつりではなく、ちょっとやってみては、というお勧めをしたいと思います。教会の奉仕者の皆様は記事更新だけでも大変ですが、ちょっと意識しているとアクセス数が上がってくるのでぜひ取り組んでいただくといいのではと思います。

教会のホームページにSEO対策もどきで、得する3つのこと

  1. 内向きなホームページから脱出できる
  2. 教会を探している人に見てもらえる
  3. 教会にまったく興味がない人にも見てもらえるチャンスが生まれる

ヒラム流『SEO対策もどき』は、一般的に検索窓に入力される可能性のある「キーワード」でタイトルや説明を、一手間かけて設定する誰でもできる方法です。「今日の先生のメッセージすごくよかった、元気になる、たくさんの人に見てもらいたいな」とあなたが思ったとして、その記事のタイトルをちょっと工夫(SEO対策)するだけで、いつもよりたくさんの人が見てくれて、勇気や希望が伝えられることになります。

SEOしないとホームページどうなるの?

あなたがどこかに出かけてラーメンが食べたいとしましょう。どんなふうに探しますか?大抵の人は「地名 ラーメン」でお店を探すと思います。自分が行ける範囲の近いところから検索エンジンがリストアップしてくれます。教会についても同じことが言えます。教会に行ってみようと思う人が検索窓に打ち込むキーワードは、大抵「地名」と「教会」だと思います。教会のホームページが地名でヒットできるようになっていることは最優先です。そして、教会は素晴らしい宝のようなコンテンツを山ほど蓄えています。ある教会では10年以上毎週の礼拝や聖書研究の記事を蓄えているでしょう。 しかし訪問した人がどんな検索ワードで訪問されたか調べると、

マタイ、善きサマリア人、ゼカリヤ、ヨハネの黙示録 獣 、終末 の 日、地の塩、世の光、 ヨナ、ゲッセマネ、言行録、ラザロの復活、 終末のラッパ、タラントン、コヘレト、、、

とのような結果になることが多いのです。この結果でわかることは、

  1. 訪問したのはクリスチャンに違いない(業界用語ばっかりですね、笑)
  2. 目的は教会学校の教材の準備かもしれないです(週末に訪問数アップ)

となります。つまり教会を訪問しているのは、ほとんどクリスチャンである可能性が高く、一般の人には届きにくくなってしまっていると言って間違い無いと思います。なぜこのようなことになるのでしょうか。それはタイトルに一般の人が探すであろう「キーワード」が入っていないからです。よく教会のホームページで見かけるメッセージタイトル、『○月○日週報巻頭言』など完全アウトです。 「検索されない用語」だけで作られたタイトルは、どうやったって大量の情報の中に埋もれます。まったく読まれない教会の記事は、「升で覆った光」となってしまいます。

自分でできるプチSEO3ステップ

一般にSEO対策は費用がかかると言われていますが、プチSEOでも何もしないよりは全然効果が出ます。誰でもできるプチSEOのステップは、

  1. この記事をどういう人に読んで欲しいか具体的に想像してみましょう(年齢、性別、生活の特徴)
  2. その人(ペルソナ)が入力しそうな検索ワードを想像してリストアップしてみましょう
  3. できればリストアップした「キーワード」が実際に世の中の人が探しているものなのかどうか調べてみましょう。

「こういう人」と決めることは重要です。あたかも実在の人物のように具体化して物語を作ってみてください。 その人の抱えているもの、検索しようと思った動機、検索してクリックするまでの粗筋を思い描きます。たとえば子育てについての聖書の教えなどのメッセージがあったとして、どんな人の必要に応えることができるかと想像し

  • 「35歳の女性、子そだてのことでいつもイライラしている。ちょっとしたことで子どもを叱ってしまう。反省しつつも繰り返してしまう自分に落ち込む毎日、『子育て 辛い』で検索」

このようにして、検索キーワード「子育て」「辛い」がキーワードになりそうだとわかってきます。他にも関連するキーワードをリストアップしていきます。そしてそれらのキーワードが、需要のあるキーワードなのかを調べられたらより確実です。想像するのと実際は全然違う場合があります。キーワードが探されているかどうかを調べるには、たとえばUbersuggest などキーワードの調査ツールを使うと便利です。ちなみに「子育て 辛い」というキーワードは1ヶ月で2400回検索されています。検索された時、この記事がヒットするようにタイトルにキーワードを含めていきます。

しかし教会に与えられた説教題は変更するわけにはいきませんね。そういうときは、キーワードを前後につけたり工夫してみましょう。

どれくらい効果の出るものなのか

2月から始めた例です。対策を始めるまではあまり動きのないアクセス数でしたが、SEO対策を意識してくると、徐々にアクセスが上がり始めました。 こちらは5月に入ってから対策を始めたサイトです。既存コンテンツを対策してみると、わずかの期間で目に見えて効果が出てきました。 また時には対策をまったくしていないにもかかわらずアクセス数が多い場合がありますが、調べてみると教会サイトの中に信徒さんや牧師先生の趣味のコーナーなどがあって、そこが検索にヒットしているケースがあります。

  • 映画や文学解説のコーナーがあったケース  教会のメンバーの中に文学や映画について詳しい人がいて、キリスト教に関係する小説や映画の紹介をするコーナーがありました。この記事のタイトルは小説のタイトルや映画タイトルが入っていて、多くの人が検索するキーワードでした。このコーナーが訪問口となり、教会のホームページはたくさんの人に読まれるようになっていきました。
  • 困ったときに開く聖書のことばがあったケース Q&A形式でまとめられた10件くらいの御言葉紹介コーナーは、「困ったとき」の事例がとても検索需要の多い言葉でした。小さい教会さんですが、今でもたくさんの訪問があります。
  • 街の情報があったケース 教会の近隣の公園やお花見情報、ショップの情お方を載せていたところ、そこからたくさんの訪問が増えました

まとめ

以上、教会のホームページを有効活用するためSEO対策の必要性を説明しました。ポイントは、検索ワードを意識すること。この記事を読んで欲しい人を想定し、その人がどんなキーワードで検索するかリストにし、実際にそのリストがどれくらい検索されているか調べ、タイトルを工夫していく、地道なようですが、教会のサイトがどんどん見られて、地の果てまでみ言葉が届かせましょう!

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