おはようございます、ヒラムです。
今日未明WordPressバージョン5.9がリリースされました。ヒラムの管理させていただいているクライアントさんには順次アップデートをかけていきます。今回のアップデートは機能追加によるメジャーアップデートになりますが、主に編集画面に関するもので、テンプレートやプラグインには大きな影響はないみたいで、今のところ問題なくアップデートできています。
主な変更点である管理画面のパワーアップで画像やテキストの配置や装飾が柔軟にできるということです。日頃編集画面にブロックエディターをお使いの方は注目ですね。今回は脆弱性対策などセキュリティ関連のアップデートのことは書かれてていないので、必ずしも急ぐ必要はなく、アップデートにより壊れるリスクが心配な方は口コミ情報などが出てくるのを待つのも良いと思います。
バージョンアップした方がいいかどうか迷うとき
見送っても支障ないケース
ワードプレスは1ヶ月一度以上の頻度でマイナーバージョンアップが行われています。基本的にはプログラムのちょっとした修正などが行われ、アップデートにより大きな問題が発生することはありませんが、サイトに不具合が起こっていなければ見送っても支障はありません。
必ずした方がいいケース
それに対して、セキュリティーホールや脆弱性の問題でバージョンアップがされた場合はできる限り早くアップデートすることをお勧めします。「できる限り」と断ったのには理由があり、アップデートしたくてもできない場合があるのです。
ワードプレスがアップデートできないケース
サーバーのPHPのバージョンやMySQLのバージョンが古くてアップデートできない
この場合はホームページではなく、サーバーの管理画面から推奨されているバージョンに切り替える必要があります。やり方がわからない場合はよくわかっている人か、制作会社などに依頼することをお勧めします。PHPバージョンなどを上げた場合、サイトデザインが一瞬で壊れることもあります。ただこの場合はバージョンを戻してすぐに復旧できます。
プラグインが新しいワードプレスのバージョンに対応できていなくてアップデートできない
この場合はプラグインの対応を待ってからアップデートするのが無難です。一旦アップデートしたワードプレスをダウングレードするのは大変難しいので、急ぐ場合は代替のプラグインを見つけて入れ替えます。日頃使うプラグインの選定もアップデートによく対応しており評価の高いプラグインを使うのがお勧めです。完全無料のプラグインより有料版のプランがあるプラグインのほうが長く使い続けるには安心のように思います。
使っているデザインテンプレートが新しいワードプレスのバージョンに対応できていなくてアップデートできない
無料テンプレートの場合、新しいワードプレスのバージョンに追従してもらえない場合があり、セキュリティの面からもテンプレートやデザインを見直していく必要があります。
サーバーがわでワードプレスのアップデートをさせないように止めている
サーバー会社によっては、ユーザーが自由にアップデートできないように設定している場合があります。何らかのサーバー会社の事情だと思いますが、古いワードプレスのバージョンのまま使い続けるのはセキュリティ的にもデメリットしかないので、サーバー会社を見直しもありだと思います。おすすめのサーバーの記事も書かせてもらったのでよかったら参照してください。
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