WordPressテーマをアップデートした際に画面が真っ白になってしまった経験はありませんか?この問題は多くのWordPressユーザーが遭遇する一般的なトラブルですが、適切な手順を踏めば短時間で解決可能です。
この記事では、テーマアップデート後の画面真っ白問題の具体的な解決方法と今後の予防策について詳しく解説します。
🔍 なぜWordPressテーマアップデート後に画面が真っ白になるのか?
テーマアップデート後に画面が真っ白になる主な原因は以下の通りです:
- PHPエラーの発生:新しいテーマファイルとサーバー環境の不適合
- プラグインとの競合:既存のプラグインとアップデート後のテーマの相性問題
- メモリ不足:新しいテーマの処理に必要なメモリが不足
- ファイルの破損:アップロード中にファイルが正常に転送されなかった
【緊急対処法】FTPを使った復旧手順
まず、FTPクライアントソフトを使用してサーバーに接続し、以下の手順を実行します:
wp-content
フォルダを開くthemes
フォルダを開く- テーマファイルが格納されているフォルダを確認
テーマフォルダ内で、アップデートしたテーマ名のフォルダを探してください。もし同じ名前で末尾に「_bak」が付いたフォルダがあれば、それは自動的に作成されたバックアップです。
📁 _bakフォルダがある場合の復旧方法
1. 現在のテーマフォルダ(画面真っ白の原因)を別の名前にリネーム
2. _bak
フォルダから「_bak」部分を削除してテーマ名のフォルダ名に変更
3. WordPressの管理画面にアクセスして動作確認
バックアップフォルダが存在しない場合は、以下の手順で対応します:
応急処置:
- 問題のあるテーマフォルダを削除またはリネーム
- 他の正常に動作するテーマに一時的に切り替え
- メンテナンスモードを有効化してユーザーに迷惑をかけないようにする
根本的な復旧:
- 前バージョンのテーマファイルを入手
- WordPressの「外観」→「テーマ」→「テーマを追加」からアップロード
- 有効化して動作確認
🛡️ WordPressテーマアップデートの予防策
1. 定期的なバックアップの実施
🔧 推奨プラグイン:UpdraftPlus
UpdraftPlusは信頼性の高いバックアッププラグインです。特に有料版では、アップデート前の自動バックアップ機能が搭載されており、万が一の際も安心です。
弊社工房ヒラムでは、管理させていただいているサイトでUpdraftPlusの有料版を活用し、お客様のサイトを確実に保護しています。
2. テストサイトでの事前確認
本番サイトでアップデートを行う前に:
- ステージング環境での動作テスト
- プラグインとの互換性確認
- 表示崩れの有無をチェック
3. FTPでのテーマ管理時の注意点
FTPを使用してテーマを更新する際は:
- 必ず1世代前のバージョンを保持
- フォルダ名を変更して複数世代のバックアップを管理
- アップロード前後の動作確認を徹底
頻繁に発生するWordPressのアップデート作業は、一見簡単に見えても専門的な知識と経験が必要です。
- テーマとプラグインの互換性確認
- セキュリティアップデートの適用
- バックアップとリストア作業
- エラー発生時の迅速な対応
これらの地味で手間のかかる作業をプロに任せることで、お客様はコンテンツ制作やビジネス運営に専念していただけます。
WordPressテーマのアップデートで画面が真っ白になった際は:
- 1. FTPでthemesフォルダを確認
- 2. _bakフォルダがあれば簡単復旧
- 3. なければ前バージョンで復元
- 4. 定期的なバックアップで予防
技術的なトラブルでお困りの際は、WordPressの専門家である株式会社工房ヒラムにぜひご相談ください。確実で迅速なサポートをご提供いたします。
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