学校閉鎖、在宅勤務、テレワークなど3月15日まで蔓延防止のためいろいろ取り組まれています。多くの教会で礼拝が休会したり閉鎖されており、ネットで礼拝が配信されているところもあります。大変なことになっている一方で教会がネット礼拝!なんだか新しいことが起こっていきそうな気配です!
私の通う教会も閉鎖になってしまいまして、ネットで家庭礼拝ビデオを配信することになりました。収録は土曜の夜行いました。静かな礼拝堂の中で前奏が始まると、身が引き締まってきました。使徒行伝の中でも最初の弟子たちは夜集まっていたようですから、そもそも礼拝は夜やるといいんじゃないかと思った次第。70年のあゆみの中で礼拝を休会するという歴史的瞬間に立ち会ってる?と思うと、なんだかこみ上げるものがありまして、思わずパチリとスマホで写真を撮ってしまったら、礼拝堂が静かな分響きました。音が入っていないかってビクビクしながら編集作業をしたのですが、多分誰も気が付かないはず、ぐらいでホッとしました。よろしければこちらからお聞きください。
翌朝9時をまわりはじめると、閲覧数がどんどん上がっていって、「わ〜みんな見ている!」とネットの向こうに兄弟姉妹がいるのだという確かな感覚もあり、奉仕グループのメッセンジャーで、今家族で見たよ、とか嫁は家事してたよ、とか夫は無視だったよ、などご夫婦で、お子さんと一緒に礼拝を守った報告をもらい、いつも教会に行ってMTでバタバタしているときより、むしろ交わりタイムがあった気がしました。
大抵の教会は礼拝のネット配信に消極的なようです。理由は”神学的”なところからきているようです。難しいところは先生方にお任せするとして、私たちの教会でも礼拝のネット配信にはすごく慎重でした。未だ答えが出ていない状況での特例ですが、否応無く決断されていきました。
答えの出ないところで物事が動かされ抗えない何かを感じるんですけど、、、何かキリスト教伝道にいいことが起こり始めるんじゃないか的な、ワクワクな日曜日の朝でした。